Microsoft 365 バージョン履歴について

 Microsoft 365のOneDriveやSharePointにおいてドキュメントファイル(WordやExcelファイルなど)を保存(同期も含む)した際、自動的に過去のバージョンが保持され、同時に履歴が生成されます。これは、ランサムウェアなどの悪意のあるアクティビティが原因で意図しない変更を元に戻すのに大変役立つ機能です。

注意事項

  • ファイルの容量として表示されているファイルサイズと、OneDriveやSharePointで消費されているストレージの容量は異なる場合があります。
    バージョンが多いほど、ストレージ容量はより多く消費されます。
  • 自分で削除したバージョンのファイルは、ゴミ箱に収容されます。なお、ゴミ箱のバージョンのファイルもストレージを消費します。そのため、ストレージ容量を回復するためにはゴミ箱内のファイルも削除してください
  • 仕様(ポリシー)により削除されたバージョンのファイルは、ゴミ箱に収容されず復元できません。

仕様

ynu.ac.jpとynu.jpのテナントでは、利用できるストレージの容量が異なるため、履歴を保存する仕様が異なります。

  • ynu.ac.jp自動設定
    アルゴリズムは以下の通り。

    • 最初の 30 日間で 500 件制限内に作成されたすべてのバージョン
    • 30 日から 60 日間の時間単位のバージョン (時間の先頭に作成されたバージョン)
    • 60 日から 180 日の期間の日次バージョン (毎日の先頭に作成されたバージョン)
    • 180 日以上を超える週バージョン (週の初めに作成されたバージョン) は、最大 500 件の制限に達するまで無期限に使用できます

    [自動制限] の下のバージョン ストレージについて

  • ynu.jp100件まで、30日間

バージョンの利用・削除